クラウン系

保険補綴 (インレー、クラウン&ブリッジ)

保険でも安心の適合に優れた補綴物をご提供します!

最も身近でポピュラーな補綴物で目にする機会も多いと思います。皆さんのお口の中にも入っているかもしれません。保険適用金属を使用の場合は経済性にも優れています。
現在、我が国で最も多く行われている補綴でしょう。

利用部位

・インレーとは、まだ虫歯が小さい頃に罹患部分を削り、その部分を金属で修復するものをいいます。
・クラウンは、虫歯が歯の全体に及び残念ながら歯の大部分を削りとった後、金属で製作した冠ですっぽり覆う治療をいいます。
時には、神経まで罹患している場合などは神経を抜いた後に,金属などで土台(メタルコア)を作ったうえでクラウンを被せることもあります。
・ブリッジとは、虫歯や歯周病、事故などで歯を失ったとき、失った歯の両側にある健康な歯を利用して、橋を架けるように人工の歯を作る治療をいいます。

インレー、クラウン、ブリッジとも、上下の小臼歯から大臼歯まで、時には前歯部まで利用できる補綴物ですが、現在では前歯部をすっぽり金属で覆う人は見かけなくなりました。

形態

インレーは、虫歯の状態で削る部分が違ってきますので実に様々な形をしています。
米粒より小さいものや、ほとんどクラウンのような大きさのものまで色々な形態があります。
クラウン(冠)は、その名の通り歯の噛みあわせ面から歯茎との境まですっぽりと金属冠で表面を覆ってしまいます。俗に言う「銀歯」です。
ブリッジは、失った歯の両側の歯を削って橋げたとして利用し、失った部分を人工の歯(ポンティックといいます)でつなぎます。両側の歯をクラウンにした場合は、3本のクラウンがつながった形をしています(喪失歯が1本の場合)。

材質

一般的な保険治療の場合に最も多く使われる金属は通称「金銀パラジウム合金」と呼ばれる銀合金です。メーカーにより多少の違いはありますが成分は概ね次のようなものです。
銀:約50%、パラジウム:20%、金:約12%、銅:約15%、その他(JIS T-6106)。
またお子様の乳歯の場合には概ね次の組成の銀合金が使われます。銀65%、錫20%、亜鉛15%

メリット

まずなんといっても治療費の安さが挙げられます。材質も安定しているので口腔内でも比較的長持ちします。

注意点

まれに、金属アレルギーが出る患者さんがいらっしゃいますが、このような場合にはアレルギーが出にくい金合金やチタン合金の使用をお勧めします。ただ、金属ですので、お口を開けたときに金属が外から見えてしまう時があります。どうしても気にされる場合は「ハイブリッド前装冠」や「メタルボンド」または「オールセラミック」をお勧めいたします。
また、ブリッジの場合は橋げたになる健康な歯を削って、インレーやクラウンにしなくてはいけないことと、人工の歯に加わる力も負担しなくてはいけないので負担過重になったり、二次う蝕(治療した部分が虫歯になること)になったりすることがあります。
そのようなリスクを回避するにはインプラントも選択肢になるでしょう。